生活習慣病:アルコール性肝炎
生活習慣病の主な病気・症状
・アルコール性肝炎とは
アルコール性肝炎とは、アルコールが肝臓で分解される過程で出る、アセトアルデヒドが原因となって肝細胞に障害を起こすことでかかる病気です。アセトアルデヒドは毒性があります。長期間大量の飲酒を繰り返すことにより、アセトアルデヒドが肝細胞に悪さをし続けることで肝炎がおこります。
・アルコール性肝炎の原因
大量の飲酒の量とは、エタノール換算で80グラムといわれています。エタノール80グラムとなると、日本酒で1日3号以上、ビールなら大瓶3本以上、ウイスキーならダブル3杯以上となります。長期間このエタノール80グラムを体内に取り入れていると、肝細胞に障害がおこり、発熱や黄疸、右上腹部痛などの症状がでてきます。
・アルコール性肝炎の症状
アルコール性肝炎の症状は、食欲不振、吐気、嘔吐、全身倦怠感、腹痛、下痢などです。ひどいときには体重が減ったり、黄疸や発熱が現れることもあります。また、肝臓が腫れて腹部を押すと痛みを感じたり、腹水がたまることもあります。さらに飲酒を続けると、最終的にはアルコール性肝硬変に進行します。
・アルコール性肝炎の治療
アルコールの摂取を止めること以上に重要な治療はありません。症状が激しい場合には、入院治療が必要になります。禁酒と安静を保ち、点滴によってビタミンを補給し、食事療法も併用して肝機能の回復を図ります。また、肝臓の保護、改善のための肝庇護剤(かんひござい)という薬を服用することもあります。アルコール性肝炎は軽症のうちなら完全に治すことが可能です。
生活習慣病の主な病気・症状
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