生活習慣病:高脂血症で命を落とす生活 動脈硬化が進み突然死の恐れ
生活習慣病にまったく気をつけていないという方はいないと思います。しかし、生活習慣病の中にも、自覚症状が出にくいものは時に軽視されがちになります。特に高脂血症は甘く見られがちです。しかし、高脂血症もサイレントキラー(沈黙の殺人者)と呼ばれている病気の一つです。放置しておくと最悪の場合死にいたる恐ろしい病気です。今回はその高脂血症に関する記事の紹介です。
メタボリック症候群で話題になったものの、自覚症状がない高脂血症は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病と比べて甘く見がちです。しかし、それは大バカ者のすることです。「高脂血症は動脈に脂肪が付着して、狭くなったり、詰まりやすくなります。動脈硬化が進み、やがては脳卒中や心筋梗塞などを起こす。放っておくと怖い」(ヘルスフーズ研究所・飯塚律子所長) それでは、いったい何がヤバイのか。 日常生活を振り返ってチェックしましょう。
●朝食にジャコおろし
カルシウム補給を考えて毎朝チリメンジャコと大根おろし(ジャコおろし)を食べている人も少なくないでしょう。「チリメンジャコの内臓がコレステロール値を上げます。内臓というとレバーやモツなどを想像する人が多いですが、チリメンジャコのように“丸ごと”食べる食品も内臓を食べる。控えめに」(飯塚所長)
●朝はパン党
「朝のパンを中心としたメニューは、和食と比べて、バター、卵料理など、動物性食品が占める割合が高くなり、結果的にコレステロールと中性脂肪を多く取って高脂血症のリスクを高めます。野菜中心のおかずにしても、パン自体に砂糖やバターを加えてあることもある。さらに、パンは消化がよいのですが、血糖値の上昇が速く、血中の中性脂肪を上げます。和食より食物繊維の摂取量が少なくなりがちなのもよくない。食物繊維はコレステロールを体外に出すのを助けます」(横浜創英短期大学・則岡孝子教授)
●駅ではエスカレーター
「階段を上るなどして体を動かすと、血流がよくなり、血管内皮に摩擦が生じて一酸化窒素(NO)が生じます。これがいい。NOには血液が固まるのを防ぐ作用があり、高脂血症の人のドロドロ血液をサラサラ血液に変える効果が期待できる。さらに体内で増えると、血管が広がって血圧が下がり、高脂血症でリスクが上がる動脈硬化の予防にもなります」(則岡教授)
●昼に丼
「炭水化物の取り過ぎは、中性脂肪を上げます。丼のように炭水化物中心のメニューではなく、食物繊維やタンパク質がバランスよく取れるメニューを」(飯塚所長)
●たばこで一服
「血管を傷めて、高脂血症による動脈硬化を進めるのでダメ」(飯塚所長)
●夕食が9時過ぎてから
「夕食時間が遅い」は、高脂血症の要因のひとつ。9時前に。
●夜に果物
「果糖は砂糖より体内に吸収されやすく、中性脂肪を上げる。朝ならいいですが、夜は食べないこと」(飯塚所長)
高脂血症は肥満の人に限ったことではありません。“やせ”でも食生活に問題があれば、発症する可能性があります。改めましょう。
どうでしたか。普段から生活習慣病には気をつけているという方でも、ついついやってしまっているものがありませんでしたか。もしありましたら、明日から、いえ今日から止めてしまいましょう。思いついたときに実行するのが一番です。生活習慣病を予防し、健康で長生きしましょう。
ゲンダイネット
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