生活習慣病:治療のポイントは食生活
生活習慣病である高血圧の治療は、危険な合併症を併発していたり、すぐに血圧を下げなければならない重症の場合を除いて、まずは、生活習慣の改善から始まります。生活習慣の改善の中でも重要なのが、生活習慣病の主原因になる食習慣です。
高血圧の患者の食習慣を見てみると、全般的に「塩辛い」、「濃い味付け」、「油っぽい」という食事が多く、しかも1日の必要な摂取カロリーをオーバーしています。一方で野菜が嫌いであり、海草や小魚が少なく、ビタミンやミネラルの少ない食事になっています。これは、生活習慣病の人全般にいえる食生活であり、現代人に多くなりつつある食生活でもあります。また高血圧は、同一家族内で発症する可能性が高い病気でもあります。これは遺伝的な要因に加えて、家族が同一の食生活を送っていることにも関係しています。家族に高血圧の人がいる場合には、他の家族も気をつける必要があります。
高血圧の人の食事の基本は、「減塩」と「栄養のバランス」、そして「カロリーの制限」です。特に日本人の食生活では、塩分を摂る機会が多くあるので、「減塩」をすることは一つのポイントになります。そういう食事を家族全員ですることで、他の家族の生活習慣病を予防することもできます。
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